千切り白菜と手羽先のベトナム風鍋

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子どもを保育園に送っていった帰りに寄ったスーパーで、「スープ用鶏ガラ」とラベリングされた手羽先が1パック90円で売られていた。半分を下茹でし、もう半分は冷蔵庫に保存。

下茹でしたものを千切りした白菜、しょうが、長葱の青い部分と一緒に中火で煮込んで40分。背後でうまそうなものが煮えていく気配を感じながら仕事を続けるのはとても難しい。

コラーゲンたっぷりの白濁した鶏スープのなかに溶けるか溶けないかぐらいに柔らかくなった白菜が浮かぶ、というイメージだったのだが、見た目はともかく、質の悪いバターのような匂いに閉口した。

ナンプラーとレモンを振りかけてもなお臭い。これをベトナム風と呼ぶのはベトナムが可哀想だが、ナンプラーとレモンはあらゆるものをベトナム風にする実力があるのだ。

でも鶏肉さえ改善すれば美味しいはず。あるいは、下茹での時間を長くするか。

昨日の昼は両親のおごりで高級中華を食べたのだった。1食あたりの費用が250分の1になったわけだが、満足度も250分の1かというと、そうでもないところに自炊の醍醐味がある。